劇場公演プログラム
眠りから覚めたえべっさんと、阿波おどりに情熱を注ぐ少年。
伝統と若き想いが重なるとき、新しい徳島の物語が始まる。
剣山の雄大なパノラマ、轟の滝のしぶき、吉野川のうねり、そして鳴門の渦潮。
徳島の四季が織りなす風景が、リアルタイムにAR演出で広がる。
総勢150名を超える、阿波おどり振興協会と徳島県阿波踊り協会の精鋭たちによるダイナミックな群舞。
阿波十郎兵衛座の「えべっさん」と鶴澤友輔が魅せる、少年との邂逅。
演出にはGRINDER-MAN、AR演出にはライノスタジオを迎え、
伝統が新たな輝きを放つ。
2024年2月から3月にかけて、徳島そして沖縄を魅了した劇場公演プログラムハイパーモーメントが、より壮大なスケールで再登場。
徳島の伝統芸能のいまを、AR演出があざやかに彩る。
ハイパーモーメント
2024年3月 宜野座村文化センターがらまんホール
徳島県徳島市藍場町2-14
kyoubun.or.jp
Instagram
チケット
※当日は各500円増(完売の場合は販売なし)
※未就学児の入場はご遠慮ください。
プレイガイド
AR(Augmented Reality=拡張現実)とは
わたしたちが視ている世界にデジタル情報を合成する技術です。
AR演出が、現実と空想の2つの世界を接続することで、観客は、演舞や演奏とともに、背景に映しだされるもうひとつの情景を同時に観覧します。
ハイパーモーメント
2024年2月 あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)
光、音そして身体。舞台を構成するすべての要素が影響しあい、うねりをつくり出します。
演舞や生演奏の音楽、そして演者とともに動くカメラマンに呼応して、表情ゆたかなAR表現がリアルタイムに生成されます。
ハイパーモーメント
2024年2月 あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)
近年のプロセッサーの高速化およびソフトウェアの進化により、テクノロジーは瞬時に複雑な反応をかえすようになりました。
事前にキャプチャーそしてアーカイブされた演舞データに本物の演者が交ざりあい、舞台空間に幻影が現れます。
モーションキャプチャーとリハーサル
2025年2月
東京藝術大学音楽学部邦楽科長唄三味線専攻卒業。義太夫三味線を人間国宝鶴澤友路に師事。瀬戸内寂聴原作の「モラエス恋遍路」、四国遍路世界遺産応援曲「夢・空海」、徳島県警「警醒電話鳴るとオレオレ詐欺の段」や阿波踊りの起源を題材にした「蜂須賀公祭由来」など、新作浄瑠璃の作曲を多数。他ジャンルとのコラボやラジオのパーソナリティーなど幅広い活動を行う。徳島県文化協会奨励賞、阿波文化創造賞を受賞。
リアルタイムコンピュータグラフィックスを専門とする制作スタジオ。ゲーム制作を専門とするメンバーによって2005年に設立。あらゆる想像や情報をリアルタイムでインタラクティブなコンテンツとして具現化することに力を尽くしている。アピチャッポン・ウィーラセタクン「太陽との対話(VR)」(2022)、江戸東京博物館スマートフォンアプリ「ハイパー江戸博」(2022)、初音ミクバーチャルライブ「GALAXY LIVE 2020」(2020)、VR演劇作品「縛られたプロメテウス」小泉明郎(2019)、空間移動型VR「VR ABAL: DINOSAUR」(2017)、PS3 「AFRICA」(2008)など。
088-622-8121