劇場公演プログラム

いにしえ
未来あすを奏でる

阿波おどり

人形浄瑠璃

AR演出

徳島が誇る「阿波おどり」と「人形浄瑠璃」に、最新のテクノロジー演出が加わり、
伝統と革新が織りなす、かつてない舞台体験がここに。
リアルとバーチャルの境界を軽やかに超えていく、
オール徳島発の劇場プログラム。

超あわ文化
アートプロジェクト

2025年 3月 2(日)
14:00 開演

会場あわぎんホール
徳島県郷土文化会館

出演阿波十郎兵衛座・鶴澤友輔/
阿波おどり振興協会/
徳島県阿波踊り協会 徳島支部

みどころ

時を超えた出会い、
えべっさんと
阿波おどりの少年。

眠りから覚めたえべっさんと、阿波おどりに情熱を注ぐ少年。
伝統と若き想いが重なるとき、新しい徳島の物語が始まる。

剣山の雄大なパノラマ、轟の滝のしぶき、吉野川のうねり、そして鳴門の渦潮。
徳島の四季が織りなす風景が、リアルタイムにAR演出で広がる。

総勢150名を超える、阿波おどり振興協会と徳島県阿波踊り協会の精鋭たちによるダイナミックな群舞。
阿波十郎兵衛座の「えべっさん」と鶴澤友輔が魅せる、少年との邂逅。

演出にはGRINDER-MAN、AR演出にはライノスタジオを迎え、
伝統が新たな輝きを放つ。

デジタルの風が吹く、
伝統芸能の新境地。

2024年2月から3月にかけて、徳島そして沖縄を魅了した劇場公演プログラムハイパーモーメントが、より壮大なスケールで再登場。
徳島の伝統芸能のいまを、AR演出があざやかに彩る。

ハイパーモーメント
2024年3月 宜野座村文化センターがらまんホール

公演情報

超あわ文化アートプロジェクト

2025年3月2日(日)
開場13:30 開演14:00

あわぎんホール
(徳島県郷土文化会館)1階 ホール

徳島県徳島市藍場町2-14
kyoubun.or.jp
Instagram

チケット

一般 指定席
2,500円
U-18 指定席
1,500円

※当日は各500円増(完売の場合は販売なし)
※未就学児の入場はご遠慮ください。

プレイガイド

主催
公益財団法人徳島県文化振興財団
助成
令和6年度徳島県にぎわい創出推進補助金
後援
公益社団法人全日本郷土芸能協会

AR演出とは

現実と空想。
想像を刺激する2つの世界。

AR(Augmented Reality=拡張現実)とは
わたしたちが視ている世界にデジタル情報を合成する技術です。

AR演出が、現実と空想の2つの世界を接続することで、観客は、演舞や演奏とともに、背景に映しだされるもうひとつの情景を同時に観覧します。

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ハイパーモーメント
2024年2月 あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)

動き、音楽、カメラそしてARが
リアルタイムで相互作用する。

光、音そして身体。舞台を構成するすべての要素が影響しあい、うねりをつくり出します。
演舞や生演奏の音楽、そして演者とともに動くカメラマンに呼応して、表情ゆたかなAR表現がリアルタイムに生成されます。

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ハイパーモーメント
2024年2月 あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)

踊るデータ、変動する舞台空間。

近年のプロセッサーの高速化およびソフトウェアの進化により、テクノロジーは瞬時に複雑な反応をかえすようになりました。
事前にキャプチャーそしてアーカイブされた演舞データに本物の演者が交ざりあい、舞台空間に幻影が現れます。

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モーションキャプチャーとリハーサル
2025年2月

キャスト・スタッフ

阿波十郎兵衛座

出演
阿波十郎兵衛座

1979年、阿波十郎兵衛屋敷内に人形浄瑠璃上演舞台が建てられたのを機に、宮島地区の女性で座を結成。同年4月の初舞台以来、屋敷専属の人形座として、年間平均350回の公演を行っていた。現在は、阿波人形浄瑠璃振興会の人形座と共に阿波十郎兵衛屋敷の定期公演を行っている。「傾城阿波の鳴門順礼歌の段」「壺坂観音霊験記」「恵比寿舞」をレパートリーとしている。

徳島県立阿波十郎兵衛屋敷 ホームページ

鶴澤友輔

出演
鶴澤友輔

東京藝術大学音楽学部邦楽科長唄三味線専攻卒業。義太夫三味線を人間国宝鶴澤友路に師事。瀬戸内寂聴原作の「モラエス恋遍路」、四国遍路世界遺産応援曲「夢・空海」、徳島県警「警醒電話鳴るとオレオレ詐欺の段」や阿波踊りの起源を題材にした「蜂須賀公祭由来」など、新作浄瑠璃の作曲を多数。他ジャンルとのコラボやラジオのパーソナリティーなど幅広い活動を行う。徳島県文化協会奨励賞、阿波文化創造賞を受賞。

阿波おどり振興協会

出演
阿波おどり振興協会

阿波おどりの保存と伝承を目的に1955年に結成、有名連15連が所属。名実ともに徳島県そして日本を代表する阿波おどり団体として発展を続けている。阿波おどり振興協会の考案による、1200人以上が一斉に踊る“総踊り”は圧巻。日本各地の祭りへの出演はもとより、海外へも数多く出演している。

阿波おどり振興協会 Instagram

徳島県阿波踊り協会 徳島支部

出演
徳島県阿波踊り協会 徳島支部

1969年、郷土芸能としての阿波踊りの発展と振興を目指して発足。国内外の祭りや催しで魅力を発信し続け、演舞場の視線を集めるスター踊り子を輩出してきた。高め合った個性と技術、華やかで変化に富んだ踊りと鳴り物が県協会の特徴。徳島支部をはじめとする徳島県内県内8支部に54連が所属する。

徳島県阿波踊り協会 ホームページ

GRINDER-MAN

構成・演出
GRINDER-MAN

アートグループ。演出・振付を駆使して生みだす「いま・ここ」の身体表現。芸術文化と産業、行政と民間、リアルとインターネットなど、越境したクリエイティブプランニングが得意。プロジェクトの企画立案および制作、文化事業策定やR&Dコンテンツ開発、舞台公演からVR体験、スマフォアプリのプランニングなど多数。文化庁メディア芸術祭「HERO HEROINE」(2020)、現代芸能「獅子と仁人」(2022)、丹青社「だれでも☆アイドル」(2024)、劇場公演プログラム「ハイパーモーメント」(2024)ほか。

GRINDER-MAN facebook

ライノスタジオ

AR演出
ライノスタジオ

リアルタイムコンピュータグラフィックスを専門とする制作スタジオ。ゲーム制作を専門とするメンバーによって2005年に設立。あらゆる想像や情報をリアルタイムでインタラクティブなコンテンツとして具現化することに力を尽くしている。アピチャッポン・ウィーラセタクン「太陽との対話(VR)」(2022)、江戸東京博物館スマートフォンアプリ「ハイパー江戸博」(2022)、初音ミクバーチャルライブ「GALAXY LIVE 2020」(2020)、VR演劇作品「縛られたプロメテウス」小泉明郎(2019)、空間移動型VR「VR ABAL: DINOSAUR」(2017)、PS3 「AFRICA」(2008)など。

ライノスタジオ ホームページ

お問合せ

あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)

088-622-8121